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コリドラス ステルバイ稚魚 [その他熱帯魚]

9月に入って水温が安定したあたりから、コリドラスステルバイが週一ペースで産卵しています。

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毎週60個以上も卵を産んでいくので、まともに育てるとこんな数の著魚が採れてしまいます。写真では生後1週と2週が混ざった状態です。産まないときはまったく産まないのに、産み始めると止まりません。コントロールが利かないのでいいようで良くない繁殖ペースですね。養殖業者さんとかはどうしてるんでしょうか。種親をたくさん持っててどれかが産んでればいいや、という状態なんでしょうか。

卵から育てるときの方法ですが、
1.卵は産卵後半日までを目安にプラケースに回収する。メチレンブルーを水1.5Lに2滴ほど加えて水温25度でエアレーション。これで9割くらい孵化します。
2.孵化後、ヨークサックが3日程度で吸収されるので、そのタイミングでブラインシュリンプを与える。タイミングが遅いと餓死する個体が出るので要注意。
3.餌は多少余るかなという量を与えて、ブラインが生きてる間は餌が存在している状態を保つ。余ったブラインが水を汚すのを防ぐためにレッドラムズホーンを入れておく。
4.生後2週間までは水槽のフィルター等障害物を動かすと稚魚を挟んで殺してしまう危険性が高いので(稚魚は物陰に隠れたがるので尚更)、極力水槽内をいじらないようにする。

最大の注意点は「餓死させないこと」です。どう見ても健康体に見える稚魚が毎日ポロポロ死んでいたら餓死を疑っていいでしょう。水質悪化より餓死の方が怖いですね。水質悪化の方はラムズホーンで緩和しつつ少量の水換えで対応します。コリドラスらしい体型になるまでは大きめのプラケで親水槽の水を使って水を換えながら飼うと管理しやすいかもしれません。
コリドラス大図鑑―All About Corydoras

コリドラス大図鑑―All About Corydoras

  • 作者: 小林 圭介
  • 出版社/メーカー: エムピージェー
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本






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